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鍼灸とは
鍼灸治療とは、鍼(はり)と艾(もぐさ)を用いた治療法のことです。中国に起源をもち、漢方治療と同じ東洋医療に分類されています。近年、科学的な研究が進んだこともあり、大学病院でも治療に用いられたり、欧米でもその効果が認められ、医療に取り入れられるようになりました。
鍼灸は腰や肩などの痛みの治療の他にも、さまざまな症状の改善に用いられており、下の図はその一部です。さらに医療機関の治療と併用することで治療効果を高めたり、医療機関では治療の対象になりにくい症状や体質改善などに対しても活用していただくことができます。
鍼灸の主な適応症

鍼治療は痛くないの?
採血などに用いられる注射針の直径は0.8mm程度で先端がとても鋭利に作られています。これに対し、鍼治療に用いる鍼は直径が0.1mm~0.3mmほどで、先端も丸みをもたせた加工がされているため、鍼を刺すときの痛みはほとんどありません。また、1本1本個別包装され、医療器具と同じようにガス滅菌されたディスポーザブル鍼(使い捨て)のため、感染の心配もありません。